・知財転職の体験談を知りたい
・エージェントは使うべき?
この記事では、こんなことが分かります。
本記事の内容
- 転職活動を始めた理由
- 企業知財部への転職活動の体験談
- 書類選考を通過するようになったタイミング
特許法の条文を逐条解説などを参考にまとめています。。
~ブログ管理者プロフィール~
国立大学院で農芸化学を専攻し農学修士。その後は機械メーカ新卒知財部→食品/化粧品メーカ知財部。
普段は食品や化粧品のクリアランス調査などをしています。
※お問い合わせは問い合わせフォームからお願いします。
画像アイコンは【はじめての三国志 https://hajimete-sangokushi.com/】より。
転職活動を始めた理由
私のスペック
国立大学 農学系修士卒 27歳(入社2年目)
非上場 機械メーカ 新卒知財部
【資格】TOEIC 700点、統計検定2級、知財検定2級
転職期間・応募数・面接してもらえた社数
転職活動期間:2021年8月中旬~2022年1月(2021年10月ごろから積極的に活動開始)
非上場 機械メーカ 新卒知財部
【資格】TOEIC 700点、統計検定2級、知財検定2級
転職活動を始めた理由
私が転職活動を始めた理由は下記のとおりです。
・業務内容への不満
⇒業務の半分が書類整理や雑用で、これら業務に20代の時間を費やしたくなかった。
⇒専攻分野(農芸化学領域)の仕事がしたかった。
⇒「ずっとこれでやってるから」「変えるのは大変だから」と、改善する気がない部門にがっかりしたから
・出世のしにくさ(完全年功序列)
⇒仕事へのモチベーションが保てなかった。
・逆転現象
次年度入社の新入社員よりも給与が低かった。ベースアップを交渉したが拒否された。
次年度入社社員は昇給率が低く設定されるので、私とあまり変わらなくなると伝えられたことで、会社への不信感が高まった。
・この会社で生き残るスキルしか磨けないことに焦りを感じた。
スキルが身につかないこと、仕事のモチベーションが保てないこと、が大きな理由でした。
出社して、掃除・書類棚の整理・書類の作成・上司が読む新聞のスクラップ…など、本当にこれでいいのか…
自己成長・仕事の充実感を求めて、入社1.5年目でそうそうに転職活動を始めました。
企業知財部への転職活動の体験談
とはいえ、経験3年未満に加え、知財という独特な領域もあり、転職活動は難航しました。
おおまかな転職活動データ
応募した数:約25社
面接まで行った数:4社
転職活動スケジュール
[書類選考落ち期]
2021年8月中旬~10月上旬:職務経歴書等の試行錯誤・応募
2021年10月~2021年11月中旬:書類選考に落ちまくる
[書類選考通過期]
2021年11月下旬~:書類選考に通過しはじめる。企業からのオファーも増え始める
2022年1月:内定承諾
知財転職エージェント
ビズリーチやリーガルジョブボードに登録すると、企業や事務所からオファーが来ます。私のスペックでもダイレクトオファーはちょくちょくきてました。
転職市場の話や情報収集、職務経歴書の添削などで利用しました。
面接時に質問されること
4社の面接を受けましたが、聞かれることはほとんど同じでした。
結論ですが、知財に興味があること、勉強する意思があること、アクティブに技術者と交流を持ちたいことを伝えると、良い印象を持ってもらえたように感じます。
転職動機
なぜ転職をしたいのかの確認です。
知財実務経験
どのくらい出願経験がある?中間対応の経験は?明細書を書いた経験は?発明者との交流の仕方は?など。
企業によっては念入りに質問されました。
実務能力を身に着けるまでの過程
どうやって実務能力を身に着けてきたかについて質問されることが多かったです。
将来像
ずっと知財でやっていきたいのか、などを聞かれました。
弁理士資格を取って業務幅を広げていきたい、発明者のもとへ足を運び、発明発掘や知財教育に積極的に携わりたい、という旨をお伝えすると、良い印象を持っていただけたように感じました。
書類選考を通過するようになったタイミング
上記の面接に行く前段階、書類選考ですが、明らかに通過するようになったタイミングがありました。
それは、職務経歴書に、「中間対応の経験有」と記載したタイミングです。
実際、応募したほとんどが11月までのもので、11月以降は3社ほどしか応募していません。
つまり、以下のようになります。
2021年8月中旬~11月中旬:選考通過後の面接1社 / 応募約20社
~(職務経歴書に「中間対応経験有」を記載)~
2021年11月下旬~:面接3社 / 応募5社
まとめ
今回の記事では私の転職体験談を書きました。
・応募数は約25社ほど。
・中間対応を経験すれば、企業知財部への転職ハードルは格段に下がる。
・エージェントに登録して、情報収集や職務経歴書の添削をおこなってもらう。
今回は「知財若手転職感」を伝えたかったので、大雑把な内容でした。
詳しく知りたいことがあれば回答しますので、ぜひコメントやメッセージをください!
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