企業で知財や法務に関わる皆様、日々の業務の中でこんな「もどかしさ」を感じたことはありませんか?
- 「特許出願の費用を申請するたびに、渋い顔をされる」
- 「『で、この特許はいくら儲かるの?』と経営陣から詰められる」
- 「トラブルがあった時だけ頼られ、普段はただのコストセンター扱い……」
これらは、私自身も見聞きしてきた、多くの企業の知財部が抱える切実な悩みです。
知財は本来、企業の競争力の源泉であり、未来の利益を創出・保護するための重要な投資です。しかし現実には、直接的な売上(数字)として見えにくいため、社内からは単なる「コストメーカー(費用を発生させる部署)」として扱われてしまうことが少なくありません。
なぜ、知財部は社内でそのような立ち位置に甘んじてしまうのでしょうか?
その根本的な原因は、知財の専門知識が足りないからではありません。知財部自身の「権威化」が不足していることにあります。
知財部が、ただ「現場から上がってきた出願手続きをこなすだけの部署」から脱却し、経営層や他部署から一目置かれる「バリューメーカー(価値を生み出す部署)」へと生まれ変わるためには、社内での圧倒的な「権威(信頼と発言力)」を戦略的に構築しなければなりません。
では、どうすれば社内で「知財部の言うことなら間違いない」「知財戦略こそが事業戦略の要だ」と思わせるような権威化ができるのか?
その具体的なロードマップと実践的なノウハウを、一冊の本にまとめました。
『企業知財と権威化論 コストメーカーから「バリューメーカー」へ』
これまでnoteでお伝えしてきたノウハウを深掘りし、加筆・再構成しました。
そして今回、より多くの知財に関わる方々にこの「バリューメーカーへの転換」を届けるため、Kindle版としてリリースいたしました!
さらに、Kindle Unlimited(読み放題サービス)の対象として登録しています。
Kindle Unlimited会員の方であれば、今すぐ【0円(追加料金なし)】で最後までお読みいただけます。 (もちろん、会員でない方も通常のKindleストアでご購入いただけます)
知財部の地位を本気で向上させたい方、経営に貢献する知財戦略を推進したい方に、ブレイクスルーのきっかけとなる一冊…になれば幸いです。
薄い本ではありますが、ご参考になる点もあるかと存じます。
まずは以下のAmazonページから、詳細をチェックしてみてください!
以下は目次です。”「守り」の先にあるもの” まで無料公開しています。
- 目次
- 序章:知財部員として考える「企業の権威化」
- 「守り」の先にあるもの
- 経営層や社員の「誇り」に繋げる
- クレームに込める決意
- 第1章:「権威」の正体――なぜその企業を「凄い」と感じるのか
- マーケティングと知財による「権威」の違い
- 「お墨付き」がもたらす安心感と信頼
- 経営層の「確信」と「誇り」
- 第2章:「権威化」への道のり――現場で実践する4つのステップ
- 第1段階:事業と技術の「結びつき」を整理する
- 第2段階:「アピールしやすさ」を意識して権利を設計する
- 第3段階:知財部から「プラスアルファ」の提案をする
- 第4段階:外部からの「お墨付き」を形にする
- 第3章:実務で考える「伝わる権利」の作り方 化学・トイレタリー・食品の視点から
- 事例:大麦若葉の繊維青汁SL(エスエル)
- 「除くクレーム」を安心の根拠に変える
- 「引き算」の価値を証明する
- 「看板」としての請求項を作る
- 自分が書く「言葉」が、会社の顔になる
- 第4章:組織の中での立ち回り 「コスト」のイメージを変えていくために
- 「自分の手柄」を輝かせるための相談場所
- マーケティング部門を「その気」にさせる提案
- 組織を動かすための「根回し」と「立ち回り」
- 「コスト」を「投資」という実感を
- クレーム一つに、誇りを込めて
- 「伝わる権利」がもたらすもの
- 権威化の先にある「知財部の未来」
- 最後に
目次
- 序章:知財部員として考える「企業の権威化」
- 「守り」の先にあるもの
- 経営層や社員の「誇り」に繋げる
- クレームに込める決意
- 第1章:「権威」の正体――なぜその企業を「凄い」と感じるのか
- マーケティングと知財による「権威」の違い
- 「お墨付き」がもたらす安心感と信頼
- 経営層の「確信」と「誇り」
- 第2章:「権威化」への道のり――現場で実践する4つのステップ
- 第1段階:事業と技術の「結びつき」を整理する
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序章:知財部員として考える「企業の権威化」
日々の実務の中で、「自分たちの仕事は他部署からどう見られているんだろう」とふと考えることがあります。特許庁とやり取りをし、期限に追われながら書類を整える。こうした仕事は、会社を守るためには欠かせないものですが、どこか「裏方の事務作業」として埋没してしまっているようにも感じます。
特に、社内で「知財部はコストがかかる部署だ」という空気を感じるたびに、少し寂しい気持ちになることもあります。出願や維持にかかる費用は目に見えやすい一方で、その権利がどれだけ利益に貢献したかを数字で示すのは難しいからです。そんな状況の中で、私は知財部の役割を少し違う角度から捉え直してみたいと思うようになりました。
それが、知財による「企業の権威化」という考え方です。
「守り」の先にあるもの
知財部の基本的な仕事は、もちろん権利化によって会社を守ることです。しかし、それだけでは他部署や経営層に自分たちの価値を伝えるには不十分ではないか、と考えるようになりました。
私がここで言う「権威化」とは、知財を活用することで、「この会社は確かな技術を持っている」「この商品は公的に認められた独自の価値がある」という信頼を積み上げ、社内外に示していくプロセスを指しています。
これは、マーケティング部門が行う広告宣伝とは少し性質が異なるものだと感じています。マーケティングが「商品の良さ」を直接訴えかけるものだとしたら、知財による権威化は、国という第三者機関からの「お墨付き」を背景に、企業そのものの格を裏付ける活動ではないか、と思うのです。
経営層や社員の「誇り」に繋げる
クレームに込める決意
第1章:「権威」の正体――なぜその企業を「凄い」と感じるのか
マーケティングと知財による「権威」の違い
「お墨付き」がもたらす安心感と信頼
経営層の「確信」と「誇り」
第2章:「権威化」への道のり――現場で実践する4つのステップ
第1段階:事業と技術の「結びつき」を整理する
第2段階:「アピールしやすさ」を意識して権利を設計する
第3段階:知財部から「プラスアルファ」の提案をする
第4段階:外部からの「お墨付き」を形にする
第3章:実務で考える「伝わる権利」の作り方 化学・トイレタリー・食品の視点から
事例:大麦若葉の繊維青汁SL(エスエル)
「除くクレーム」を安心の根拠に変える
「引き算」の価値を証明する
「看板」としての請求項を作る
自分が書く「言葉」が、会社の顔になる
第4章:組織の中での立ち回り 「コスト」のイメージを変えていくために
「自分の手柄」を輝かせるための相談場所
マーケティング部門を「その気」にさせる提案
組織を動かすための「根回し」と「立ち回り」
「コスト」を「投資」という実感を
クレーム一つに、誇りを込めて
「伝わる権利」がもたらすもの
権威化の先にある「知財部の未来」
最後に
【あとがき:もし内容が役に立ったなら】
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!この記事が、皆様のキャリアや戦略の一助になれば幸いです。
本記事は「一人でも多くの方に届いてほしい」という思いから全文無料公開としていますが、もし「コーヒー1杯分くらいなら奢ってやってもいいよ」という心優しい方がいらっしゃいましたら、下の有料区間から応援いただけると非常に励みになります。


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