「友達が描いたイラストを、許可なくアイコンにしちゃった…」 「好きなマンガの二次創作、どこまでOKなの?」 「ネットで見つけたフリー画像を、ブログで使っても大丈夫かな?」
SNSやブログ、YouTubeなど、誰もが情報発信者になれる時代。
しかし、知らず知らずのうちに「知的財産トラブル」に巻き込まれてしまうリスクがあることをご存じでしょうか?
著作権や商標権といった知的財産のルールは、少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は、私たちが安心して創作活動や情報発信を楽しむための、とても大切なルールなんです。
今回の記事では、知的財産のプロである弁理士の視点から、SNSでありがちな知的財産トラブルの事例と、それを回避するための具体的な方法を分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、以下の内容がスッキリと理解できます。
- SNSで気をつけたい、3つの知的財産トラブル
- 「パロディ」「引用」はどこまでOK?
- 著作権トラブルを未然に防ぐためのチェックリスト
- 万が一、トラブルに巻き込まれた場合の対処法
この記事を読み終える頃には、知的財産のルールを正しく理解し、安心してSNSを使いこなせるようになるはずです。さあ、一緒にトラブル回避マニュアルを学んでいきましょう!
1. SNSでありがちな、3つの知的財産トラブル
SNSやブログで、無意識のうちにやってしまいがちな知的財産トラブルを3つご紹介します。
トラブル1:他人の画像・イラストを無断で使う
事例:ネットで見つけたおしゃれな画像を、ブログのアイキャッチ画像として使ってしまった。
潜むリスク:その画像が著作物である場合、著作権侵害になる可能性があります。画像の著作者から、使用料の支払いを求められたり、画像の削除を要求されたりすることがあります。
トラブル2:好きなブランドのロゴを無断で使う
事例:応援しているスポーツチームのロゴを、自作グッズのデザインに勝手に使ってしまった。
潜むリスク:ブランドのロゴは「商標権」で保護されています。商標権を持つ会社から、ロゴの使用停止や損害賠償を求められる可能性があります。
トラブル3:好きなマンガやキャラクターの二次創作
事例:大人気マンガのキャラクターを使って、オリジナルのストーリーマンガを描き、SNSで公開してしまった。
潜むリスク:二次創作は、元の作品の著作権侵害になる可能性があります。ただし、多くのマンガやアニメは、作者や出版社が「二次創作ガイドライン」を公開しており、そのルールを守れば許可されている場合が多いです。
2. 「パロディ」や「引用」はどこまでOK?
著作権には、一定の条件を満たせば、他人の作品を許可なく使える「例外」があります。しかし、そのルールを正しく理解していないと、トラブルに発展することがあります。
「引用」が認められる条件
「引用」とは、自分の作品の中で、他人の作品の一部を「自分の考えを補足するため」に使うことです。 引用が認められるには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 引用する必要性があること(自分の考えがメインであること)。
- 引用部分と自分の文章を明確に区別すること。
- 出典元(誰の作品か)を明らかにすること。
例えば、映画のレビュー記事で、その映画のあらすじを短く書く場合は「引用」として認められることが多いです。しかし、レビュー記事のほとんどをあらすじで埋めてしまうと、それは「引用」とは認められません。
「パロディ」は基本的にNG!
パロディ作品は、元の作品を改変して作成するため、著作権侵害になる可能性が非常に高いです。パロディ作品を作る前に、必ず作者や権利者の許諾を得るようにしましょう。
3. 知的財産を学びたいなら「知財検定3級」がおすすめ!
SNSでのトラブルを避け、安心して情報発信をしたいなら、知的財産の基本を学ぶのが一番の近道です。そこでおすすめしたいのが、「知的財産管理技能検定3級」です。
知的財産管理技能検定3級って何?
特許、商標、著作権といった知的財産の基礎知識を体系的に身につけられる、国家資格です。難しい専門用語を使わずに、知的財産の全体像を学べるため、初心者の方にぴったりの資格です。
資格を取得するメリット
- 体系的な知識が身につく:SNSの投稿だけでなく、日常生活や仕事での知的財産に関する疑問がスッキリ解決します。
- 履歴書に書ける:国家資格なので、就職活動や転職活動で「知的財産への関心」をアピールできます。
【アフィリエイト情報】 「知的財産の勉強、何から始めればいいかわからない…」という方には、通信講座がおすすめです!スタディング STUDYingの講座では、合格に必要な知識が網羅的にまとめられたテキストと、過去問を徹底分析した問題集で、効率的に合格を目指せます。今なら、期間限定の割引キャンペーンも実施中です!
スタディング STUDYing(知的財産管理技能検定®)4. トラブルを未然に防ぐためのチェックリスト
SNSに何かを投稿する前に、以下の3つの項目をチェックしましょう。
- チェック1:「これ、誰が作ったんだろう?」
- ネット上の画像や文章は、すべて誰かの著作物です。安易に転載しないようにしましょう。
- チェック2:「使ってもいいって書いてあるかな?」
- 多くのフリー画像サイトでは、利用規約で「商用利用OK」「クレジット表記不要」といった条件が書かれています。必ず利用規約を読み、条件を守って使いましょう。
- チェック3:「元の作品を勝手に変えてないかな?」
- 他人の作品を、元の形とは違う形で投稿することは避けましょう。
まとめ:知的財産は、みんなの「才能」を守るルール
この記事では、SNSでありがちな知的財産トラブルと、その回避方法について解説しました。
- SNSでの画像・ロゴの無断使用は、トラブルの元。
- 「引用」のルールを正しく理解する。
- 投稿前のチェックリストで、トラブルを未然に防ぐ。
知的財産のルールは、決して難しいものではありません。少し意識するだけで、トラブルを回避できます。
このルールを正しく理解し、自分の作品を大切に、そして他人の作品を尊重しながら、安心してSNSを楽しみましょう。
皆さんのご活躍を心から応援しています。
【情報源(ソース】
- 文化庁「著作権制度の概要」
- 特許庁「商標制度の概要」
- 公益社団法人著作権情報センター
【免責事項】 この記事は、一般的な情報提供を目的としており、法的な助言を提供するものではありません。個別の事案については、必ず専門家にご相談の上、ご判断ください。


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