おすすめ知財書 ~弁理士試験から知財実務者まで~

実務・弁理士試験などの本をまとめてます!ぜひ参考にしてください!

弁理士試験関連

改訂6版 解説 特許法 (現代産業選書 知的財産実務シリーズ)

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令和元年法改正に対応!
理科系の人間であっても特許法を容易かつ本質的なレベルまで理解できるよう執筆
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特許法の専門書は難解なものが多く、特許の実務家を目指す者が平易に、しかも、かなり本質的なレベルまで特許法の理解を深めることができるものは少ないように思われます。

そこで、理科系の方を含め特許の実務家を目指す方が容易に特許法の内容及び実務上の重要点を理解でき、さらに、弁理士受験生が弁理士本試験レベルの知識を十分に習得できるようにすることを目的として本書を執筆しました。

このため、本書では、特許法の全体像を法目的及び手続の切り口の両面から捕らえると共に、重要規定を容易に理解できるよう、随所に図解を取り入れました。また、重要判例及び実務の話を随所に盛り込むことで、実務的な観点から特許法の理解を可能にすると共に、特許法全般について、重要論点を多く盛り込むことで、かなりハイレベルな知識も習得できるようにしております。

本改訂では、期間補償の存続期間の延長制度や、損害償請求における損害額の算定規定、及び査証制度を含め、平成27年改正以降の改正に対応すると共に、損害賠償請求や均等論等を含めた最新の判例を新たに掲載した。また、全体を見直し、訂正に伴う一覧性解消の関係条文や、再審の主張の制限(104条4)を含め、難解な部分について、より平易に理解できるよう修正も行っております。

本書は、誰でも平易に理解できるよう行間を空けない説明を試みたので、かなり重厚な内容となっておりますが、その分、各項目の内容は非常に理解しやすいものとなっております。特許法の初学者の方には、特許法の全般的な理解を目的とする平易な入門書として、また、弁理士を目指す方には弁理士本試験合格レベルまで特許法の理解を高めるための書籍として、さらに、実務家の方には実務上問題となる法律を理解、確認するための特許法の辞書代わりとして、これまで以上に本書をご活用いただければ幸いであります。

amazon商品ページより

◎主要目次
序章
第1章 特許法の法目的(第1条)
第2章 特許要件(49条各号)
第3章 特許出願から特許権発生までの手続き
第4章 特許権発生前の保護
第5章 特許権
第6章 特許権の存続期間(67条1項)及び延長登録制度(67条2項~67条の8)
第7章 特許発明の技術的範囲
第8章 特許権の侵害
第9章 実施権
第10章 特許異議申立制度
第11章 審判制度
第12章 特許法における行政処分に対する不服申立
第13章 再審制度
第14章 パリ条約に基づく優先権制度
第15章 特許協力条約に基づく国際出願の特例
第16章 総則
第17章 刑事罰など

弁理士試験のスタンダードな参考書。単元ごとに学習の指針や条文の趣旨、主体、客体、実務の話など、一つの単元を多方面から見ることができます。日々の勉強の知識の補充にぴったりです!

おすすめ対象:弁理士受験生・仕事で知的財産を扱う方

通勤時間で攻める!弁理士スタートアップテキスト

弁理士の勉強を始めようと思ったら、まずはこの1冊! 膨大な学習範囲をコンパクトに。忙しい人でもスキマ時間に勉強しやすい細切れの構成。図表や具体例が多くわかりやすい!

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■膨大な試験範囲を重要部分のみコンパクトに集約
■スキマ時間に勉強しやすい見開き2ページの構成
■図表や具体例が豊富で初学者もわかりやすい

【こんな人におすすめ】
□弁理士試験の勉強を始める方→学習をスムーズに軌道に乗せる手助けになります
□弁理士を目指すか迷っている方→専門学校等に通う前に試験との相性がわかります
□企業で知的財産を担当することになった方→必要な知識が効率的に身に付きます

Amazon商品ページより引用

弁理士試験の超入門書!知財法の大まかな枠組みを知るには最適です!一方、弁理士試験の勉強が進んでいる人には物足りないかも。

おすすめ対象:弁理士に興味を持ち始めた人 / 知財法に興味を持ち始めた人 / 知財検定に合格してもっと知識を深めたいと感じている人 など

図録 知的財産法

イラストが豊富でありながら、的確にポイントを押さえている良書。特に著作権についてわかりやすくまとめてあります!知財本は文章が多い傾向にありますが、その点を意識してか、理解しやすさを意識してまとめられているように思います。知財経験がある方でも楽しく読むことができるはずです!

おすすめ対象:著作権の理解を深めたい人 / 知財法初学者 など。

知財実務書

特許出願 新・拒絶理由通知との対話 第2版

著者の思い ―本書第2版の刊行にあたり―(抜粋)
本書「新・拒絶理由通知との対話」が刊行されてから今日まで約8年が経過しました。 この間本書は、幅広い分野の読者に支えられ増刷を重ねてこられました。 本書のあとがきのところで著者稲葉慶和氏は、特許庁審判部に在職されていたときを振り返り、特許出願明細書のなかの「ピカピカッと光るところ」について述べておられます。本書には、この「ピカピカッと光るところ」をめぐる著者の格別の思いがその随所に溢れているといっても過言ではないでしょう。 そしてこの「ピカピカッと光るところ」に対する格別の思いこそ、本書の前身の書を含め、稲葉氏の著書が長年にわたり絶えず新しい読者を得てこられたことの源となっているのではないか、といま思いを新たにしているところです。 この度、著者稲葉氏の信頼の厚い鈴木伸夫弁理士により、最近の法改正や審査基準改定などに対応してその一部が手直しされ、版を改め刊行されることになりました。 鈴木氏の労を多とする次第です。
辻 信 吾 (弁理士 元特許庁特許技監)
筆者からのコメント
拒絶理由通知が有用な情報源であることを強調しました。情報源、あるときは「この理由さえ解消すれば特許される」と、またあるときは「同じような着想を、こんな人が、すでに実施している」と、さらに「特許庁はコレコレの場合には特許しません」と教えてくれる情報源です。拒絶理由通知という窓を通すと、発明とは何なのか、観点の違う見方が、情報として現れます。

amazon商品ページより

初めての拒絶理由対応の際に、職場の弁理士の方にお勧めしていただいた本、良書です。
拒絶理由を通して、審査官が伝えたいことはなにか、出願人側が考えることは何か、について、例を交えつつ語り口調で解説しています。
特に、本願発明とは全然ちがう引例を引かれた場合の着眼点については大変勉強になりました。
本著は条文の解説という意味合いは薄いので、2014年発行の第二刷でも全然困ることはありません!

おすすめ対象: 仕事で知的財産を扱う方

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