2021-11

弁理士試験

判例┃セットブラシ事件┃専用実施権の設定契約から設定登録までの法律関係

専用実施権の設定契約から設定登録までには、事務手続きに一定期間が必要だが、その間の権利関係はどうなっているのか。 これは、セットブラシ意匠事件として判例が出ている。 結論、独占的通常実施権の許諾契約があると解される。 通...
2025.09.21
弁理士試験

判例┃リガンド分子事件┃特許権者は、専用実施権を設定しても、差止請求権を行使できるか

全容上告代理人中野憲一ほかの上告受理申立て理由第5について 1 本件は,発明の名称を「生体高分子-リガンド分子の安定複合体構造の探索方法」とする特許権(以下「本件特許権」という。)を有する被上告人が,本件特許権の侵害を理由として,上告人に...
2025.09.21
知財部の話

判例┃通常実施権抹消登録請求事件┃通常実施権者が訂正審判請求に同意を与えないことは許されるのか

(ア) 特許権の通常実施権の設定を受けた者が,当然に実施許諾を受けた特許の有効性を争うことができないとすると,無効理由を含む特許につき実施料の支払等の不利益を甘受しなければならなくなる。したがって,通常実施権者であっても,特許の有効性を争...
2025.09.21
特許法

書類の提出と査証┃105条・105条の2~105条の2の11

関連問題 第百五条 (書類の提出等) 裁判所は、特許権又は専用実施権の侵害に係る訴訟においては、当事者の申立てにより、当事者に対し、当該侵害行為について立証するため、又は当該侵害の行為による損害の計算をするため必...
2022.03.21
弁理士試験

弁理士短答試験R2特実17┃補正等

特許法に規定する明細書等の補正に関し、次のうち、正しいものは、どれか。ただし、特に文中に示した場合を除いて、特許出願は、外国語書面出願、国際出願に係る特許出願、特許出願の分割に係る新たな特許出願、出願の変更に係る特許出願又は実用新...
2022.01.09
特許法

補正目的の制限┃17条の2第5項第2号

特許法第17条の2第5項 5 前二項に規定するもののほか、第一項第一号、第三号及び第四号に掲げる場合(同項第一号に掲げる場合にあつては、拒絶理由通知と併せて第五十条の二の規定による通知を受けた場合に限る。)において特許請...
2022.01.09
弁理士試験

弁理士短答試験R2特実16┃侵害

以下の事例について、次のうち、正しいものは、どれか。なお、1~5はそれぞれ独立しているものとし、事例や1~5に示されていない事実をあえて仮定する必要はない。 【事例】甲は、「合金Aを用いて製品Bを製造する方法」という...
2022.01.08
特許法

権利の侵害②┃102条・103条・104条・104条の2・104条の3・104条の4

第百二条 (損害の額の推定等) 特許権者又は専用実施権者が故意又は過失により自己の特許権又は専用実施権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為を組成した物を譲渡したときは、...
2022.01.08
弁理士試験

弁理士短答試験R2特実15┃仮通常実施権・特許を受ける権利

特許を受ける権利、仮通常実施権等に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、正しいものは、いくつあるか。 (イ) 特許出願後における特許を受ける権利を、会社合併により承継した場合、特許庁長官に届け出なければ、その効力は生じない。 ...
2022.01.08
特許法

職務発明┃特許法35条

☆まずは何条あたりにあるかを大まかにわかるようになる。 第一章 総則(第一条―第二十八条)第二章 特許及び特許出願(第二十九条―第四十六条の二)第三章 審査(第四十七条―第六十三条)第三章の二 出願公開(第六十四条―第六十五条)第四...
2022.01.08
タイトルとURLをコピーしました