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ときめきメモリアル事件│ゲームソフトが同一性保持権に該当するか否か

〇判示事項 1 メモリーカードの使用がゲームソフトの著作者の有する同一性保持権を侵害するとされた事例2 専らゲームソフトの改変のみを目的とするメモリーカードを輸入,販売し,他人の使用を意図して流通に置いた者の不法行為責任 〇裁判要...
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判例┃マキサカルシトール事件┃均等論「特段の事情」とは

本事件(平成28(受)1242)の原文はリンクを参照。ここでは原文を適宜省略・表現の変更等しています。 <概要> 特許発明(製造方法)と均等なものであるので、特許権を侵害している!と争った事件。均等の第五要件「特...
2022.02.19
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ボールスプライン事件┃特許請求の範囲に記載された発明と僅かに異なる場合の特許権の効力┃均等論 マキサカルシトール事件┃均等論「特段の事情」とは プラバスタチンNa事件┃PBPクレーム ...
2022.02.17
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判例┃ プラバスタチンNa事件┃PBPクレーム(明確性要件)

本事件(平成24(受)1204)の原文はリンクを参照。ここでは原文を適宜省略・表現の変更等しています。 <概要> ・PBPクレームは、原則、明確性要件違反となる。・物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその...
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判例┃ボールスプライン事件┃特許請求の範囲に記載された発明と僅かに異なる場合の特許権の効力┃均等論

概要 対象製品等が特許発明の技術的範囲に属するか否かの判断に際して,下記5要件を満たす場合には、特許請求の範囲の文理解釈を越えて均等の範囲までも特許発明の技術的範囲に属すると解する。 ①② ③ ④ ⑤ 判決文 ...
2022.02.13
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判例┃異議申立人の地位承継事件

商標法17条、特許法55条1項の規定により異議申立ては何人でもすることができるものとされていることに徴すると、結局、右制度は、利害関係の有無にかかわらず何人でも異議の申立てができるものとすることによつて、商標登録出願の審査の過誤を排除し、...
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判例┃通常実施権抹消登録請求事件┃通常実施権者が訂正審判請求に同意を与えないことは許されるのか

(ア) 特許権の通常実施権の設定を受けた者が,当然に実施許諾を受けた特許の有効性を争うことができないとすると,無効理由を含む特許につき実施料の支払等の不利益を甘受しなければならなくなる。したがって,通常実施権者であっても,特許の有効性を争...
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判例┃セットブラシ事件┃専用実施権の設定契約から設定登録までの法律関係

専用実施権の設定契約から設定登録までには、事務手続きに一定期間が必要だが、その間の権利関係はどうなっているのか。 これは、セットブラシ意匠事件として判例が出ている。 結論、独占的通常実施権の許諾契約があると解される。 通...
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判例┃リガンド分子事件┃特許権者は、専用実施権を設定しても、差止請求権を行使できるか

全容上告代理人中野憲一ほかの上告受理申立て理由第5について 1 本件は,発明の名称を「生体高分子-リガンド分子の安定複合体構造の探索方法」とする特許権(以下「本件特許権」という。)を有する被上告人が,本件特許権の侵害を理由として,上告人に...
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